9月に岩手県の松尾鉱山跡に寄ってから、ぜひ行ってみたいと思っていたのが別子銅山跡でした。昔から観光ポイントにはなっていたのですが、最近、昔の居住跡辺りが整備されて、立ち入れる場所が2カ所になりました。
初めに行ったのは、「端出場ゾーン」。昭和48年に閉山された、採鉱本部の跡地を再開発された銅山のテーマパーク。
鉱山鉄道に乗り込むと、線路の横、満開の冬ザクラ並木に迎えられました。
石垣に絡み付いた満開の
ツルヒメソバも見事でした。
そして、駅で降りて歩いて向ったのは、「端出場隧道」。観光坑道」となっています。
坑道の中は、江戸時代から近代までの採掘の様子などが興味深く続いていました。
特に、採掘に伴う有毒鉱水をくみ上げる作業は初耳でした。鉱毒水は今でも湧き出していて、閉山後も機械で汲み出し、トンネルを掘って外に出し、無毒化処理して海に出されているとのことでしたが。
端出場のゾーンの後は、バスで25分ほど奥へ入った「東平(とうなる)ゾーン」。
1916年から1930年まで採鉱本部が置かれていた場所。「東洋のマチュピチュ」ということで観光スポットになっています。
残された石垣のが連なり、採掘に関係する遺跡と生活(当時3800人)の跡など、当時を想像させる光景に目を奪われながら過ごしてきました。
駐車場横に色づいていたナナカマドやマユミの実が印象的でした。
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鉱山鉄道で見る桜や紅葉は綺麗でしょうね。
返信削除採掘の様子を人形で再現しているのですね。
重労働だったのでしょうね。
ナナカマドやマユミが綺麗です。
野鳥が来てほしいですね。
ゆきりんさんへ
削除冬ザクラや紅葉など、景色は素敵でしたが、ボランティアガイドさんから聞く生活の話は厳しいものでした。
このとき、何か鳥の出会いもあるのではないかと、重いカメラを持っていったのですが、見かけたのは石垣の下の草蒸した共同浴場跡にいたウグイスっぽい子1羽だけでした。