2014年4月5日土曜日

オオムラサキ対策で私も始動。そして畑の鳥対策

先ず、3月24日と27日、二日かけて近所の小学校の小屋の手入れに行ってきました。
シートを覆い尽くしていた草を引き、落ち葉を一枚ずつチェックして(幼虫がついていないかどうか)見違えるように綺麗にして、大満足。
カイガラムシがいっぱいついた枝も取り払いました。

この小屋の落ち葉の中で、びっくりしたのがこのオオムラサキの幼虫。
右側の子が普通サイズ。親指の横の非常にでかい幼虫、あり得ないサイズの越冬幼虫。

4月3日撮ってみたのはこの子。しっかり新芽をかじっていました(↓のところ)。
かじり痕を見ると可愛いなあと思うのですが・・・

3月27日〜4月3日にかけて、あちこちの幼稚園や小学校にあるエノキに袋掛けに行ってきました。避難させた幼虫は200匹ほど。今季は越冬幼虫をぐ〜んと減らしたので、避難させる数も去年ほどでなく、4カ所だけにしました

が、小屋の中を覗く度、枝に上がってくる幼虫の数は予想を超えて増えていき・・・
小屋の中に植木鉢のエノキを入れて、幼虫をそこへ避難させました。
地植えのエノキの新芽を守るためです。植木鉢のエノキの新芽を食べているうちに、地植えのエノキの新芽を成長させるのです。
手持ちの鉢では少ないので、お師匠さんのところから鉢を3つばかり借りて来て、 8鉢入れて幼虫を移動させました。
地植えのエノキには、葉っぱがたくさん繁りますようにと油かすをたっぷりあげました。


そして、おまけですが・・・
サクランボの花が咲き始めたので、
今日、鳥よけの網をかけました。たくさん実がなりますように。
イチゴの網かけは二日前にしました。
雨が降ったり寒かったり、強風吹いたり・・・畑や小屋の仕事、天候とにらめっこしながら頑張りました。
励ましのポチッをお願いします。
にほんブログ村 鳥ブログ 野鳥へ にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ にほんブログ村 釣りブログ 投げ釣りへ

8 件のコメント:

  1. 2年前こちらのブログを拝見し、自分もオオムラサキを飼いたい、また願わくば増えた暁には、オオムラサキの非常に少ない地元に放したいと思い、隣の町で幼虫を捕まえてきて飼育に挑戦しました。
    しかし2年前は全滅。昨年は網を張った小屋を建て、14匹の幼虫のうち6匹羽化に成功しましたが、交尾がなく死に絶えて終わりました。小屋に餌を入れてもほとんど自力で摂りに来てない様子でしたので、小屋がまだまだ小さすぎたようです。
    結果的に近隣のオオムラサキの幼虫を捕まえた分、数を減らしてしまった自分が情けないと反省し、今年はもう採集しませんでした。
    その様な経緯で、今年は自然に産卵にきたゴマダラチョウの幼虫だけを観察しましたが、オオムラサキ同様、越冬幼虫の半数以上がエノキに登らず居なくなってしまいましたので、自然の厳しさと言いますか、次第に生存率の減っていく様に虚しさを感じてしまいました。
    蝶を繁殖させるって生半可な意気込みでは難しいものだなーと。

    返信削除
    返信
    1. 匿名さんへ 
      コメントありがとうございます。
      お住まいの近くの自然でオオムラサキが観察出来るっていいですね。
      小屋を作って飼育しようとされたのに上手くいかないのですね。
      オオムラサキは、自然の中で自分の縄張りを作って交尾する蝶ですので、広く飛び交う空間がないと交尾しないといわれています。
      私が管理している小屋の広さだと自然交尾してはくれているようですが、基本は人工交尾(ハンドペアリングと言っていますが)によって交尾させています。
      成蝶になってからの餌は、自分で採餌に行かないときは、これが餌だと教えてあげるために、捕まえて口元を餌に付けてやり、ストローを出すまで待っています。何匹かが餌に止まるようになると、他の蝶は自然に寄ってくるようになります。
      越冬させたはずの幼虫が木に登ってこないのはよく分かりませんが、冬になる前に、カエルやトカゲなど天敵に食べられてしまったのでしょうか。
      一番考えられるのは、エノキの木ではなかったということなのですが、はじめに6匹羽化したということなのでそうではないようですし。
      春以後の幼虫なのに半分も羽化しないというのも原因はよく分かりません。
      何年か飼育していると寄生バエが発生したりしますが。

      地元に放したいとのことですが、これもなかなか難しいようです。
      こちらでも、私の知人たちが、毎年、近隣の林でたくさん放蝶や放虫していますが、カブトムシを見つけるようには見つかっていないようです。
      林を散策すると自然に出会えるようになるといいですね。

      削除
  2. オオムラサキの幼虫が動き始めたのですね。
    大きな子は、ジャンボな蝶になるのでしょうか?(笑)
    蝶になるまでにいろいろご苦労が多いようですね。お世話お疲れ様でした。
    此方では、ギフチョウを飼育して地域の子供たちと放鳥することをしている人がいますが、食草のカンアオイを準備するのが大変のようです。
    林を散策すると、美しいオオムラサキが見られるようになると嬉しいですね。

    返信削除
    返信
    1. kogamoさんへ
      この子を隔離してどうなるか調べてみたいとも思ったのですが、よけいなストレスをかけてもいけないと思い、このまま枯れ葉の中に戻しました。
      好きで始めたことなので、労は問いませんが、体力的なこともあり、去年よりはグンと数を減らしたつもりなのですが、今年はどうなるか。
      私の知人にもギフチョウの飼育を楽しんでいる人がいますが、餌の確保が難しそうです。
      カブトムシ探しに林に入った子たちが、オオムラサキに気づくようになるといいなあと思うのですが。

      削除
  3. こんばんは。
    オオムラサキ、飼育は大変そうで、お疲れさまですm(__)m
    子供の頃は、もっと見たように思いますが…。
    今年は一度オオムラサキの撮影に挑戦してみたいです。

    返信削除
    返信
    1. すずめさんへ 
      教科書で扱う蝶はモンシロチョウかアゲハチョウ。どちらも野菜や果物の害虫なので、駆除対称。
      子供にかわいがって育てさせた後、自然に放しましょうというのにためらいがあります。
      人間生活と対立しないオオムラサキなら、羽化を楽しんだ後「元気に飛んでいけ〜」って放蝶するのにためらいがなくていいかなって思い、幼稚園や小学校にプレゼントしています。
      本当は子供たちが自然の中で楽しめれば一番いいのですが。

      削除
  4. 大きな幼虫は早く蝶になるのでしょうか?
    お世話いろいろと大変ですね。
    最近は天候が急に荒れることが多いですね。
    畑仕事も大変ですね。
    でも本格的な畑でビックリしています。

    返信削除
    返信
    1. ゆきりんさんへ 
      越冬時の大きさが春になってどうなるか、私も気になりますが、確かめたことがありません。
      越冬後にえさを食べる量が成蝶の大きさに関係するのは確かなのですが。
      畑は、夫が退職した後の暇つぶしにしているのですが、少しずつ広げてきて、今の大きさになりました。
      世話をして実りを待つというのは楽しいものです。
      世話をしたからといって、必ず報いてくれるとは限りませんが。

      削除