2014年1月20日月曜日

橿原昆虫館から「伊丹市昆虫館へいこう!」のボランティア

今日は、久しぶりの伊丹昆虫館へ、ボランティアで行ってきました。

 93歳というおばあちゃんが参加されていて、私は主にその方に寄り添ってお手伝いしてきました。息子さんがお孫さん(おばあちゃんにはひ孫になる)と一緒に来ようと思っていたけど、その子が来られなくなったので、お母さん(このおばあちゃん)を誘ってきたのだということでした。私も見習って、長生きしてこんなおばあちゃんになりたいと思いながら数時間をともに過ごしました。今日は、2年前に母が93歳で亡くなったちょうどその日であり、不思議なご縁でした。
 昆虫館の方に車いすを用意して頂いたのですが、自分で歩きますからということで、杖代わりに車いすを押すことをお勧めしました。蝶を見たり、花を見たり、鳥を見たり、体験すること一つ一つに「死に土産ができたわ」といいながら微笑んで下さっていました。

で、伊丹昆虫館ですが、楽しんできたことはたくさんありますが・・・

橿原の昆虫館では見かけなかった蝶がいました。
クロテンシロチョウ
 コノハチョウ
この蝶が羽を広げると、右端のようになります。

そしてこの虫、コノハムシ。ナナフシの仲間でマレーシアに生息する虫。
外国の虫を国内に持ち込むことは出来ないので、特別に国の許可を得て展示しているとのことでした。国内には2館しかないそうです。

昆虫館のバックヤード見学でも、初めての体験がありました。

普段はかけてあるカバーを取り外し、展示の箱を裏から見せてもらいました。
私はバックヤードから出て、表から写真を撮っておきました。展示物の奥に人の顔が見えています。
 裏では、ゲンゴロウにえさをやる体験をさせてもらえました(この子はブログに載せる承諾を得ました)。→のところピンセットで入れた肉のかたまりが落ちて行きます。
下まで落ちた肉を、ゲンゴロウが取りにくるのを見守っているところ。
マダガスカルオオゴキブリとのふれあい。ヤエヤマオオゴキブリとのふれあいコーナーはお手の物でしたが、この子は初体験。ほとんど動かず、触ると音を立てました。


 温室で飛ばす蝶の幼虫を飼育している部屋では、オオゴマダラやジャコウアゲハの蛹を持たせてもらえました(これは私には慣れていることでしたが)。

伊丹昆虫館といえば、冬鳥が越冬する昆陽池と切っても切れない場所。
見かけたのは、マガモ、カルガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、オオバン、コブハクチョウ、カワウ、ユリカモメ、ミコアイサ。
種類はたくさんでしたが、全体数はとっても少なかったです。

励ましのポチッをお願いします。
にほんブログ村 鳥ブログ 野鳥へ にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ にほんブログ村 釣りブログ 投げ釣りへ

2 件のコメント:

  1. こんにちは。
    ボランティア、お疲れ様でした。
    蝶といえば子供の頃追いかけた記憶しかありませんが、こういう触れ合いは大切な気がします。
    残念ながら野鳥は、近付くな!驚かすな!触るな!って仰る方が多いので、最近の子供はこんな風に身近に感じる機会が少ないのは非常に残念で、将来野鳥に無関心になってしまうのでは?と心配してしまいます。

    返信削除
    返信
    1. すずめさんへ 
      どういたしまして。わたしも楽しませて頂いています。
      おっしゃる通り、昆虫館は子供がいっぱいですが、鳥の観察会に子供が来ていると珍しく思いますからね。
      この十年ほどの間に、橿原市の小学校で、授業に鳥の観察会をしたというのは3回だけです(私が知る限り)。
      昆虫館が遠足の定番コースになっているのと大違いです。

      削除