自然と友達: 奈良春日山のビニル巻きの木々、若草山のルリセンチコガネ、

2012年5月6日日曜日

昨日、奈良公園に行ってきました。

奈良公園と言えば鹿ですが、今日、東大寺、春日大社辺りに鹿は一頭も見かけませんでした。

しかし、少し奥に入るとやはりいました。季節の変り目、抜け落ちた毛をいっぱいまとって、かなり見栄えの悪い姿でしたが。

公園の木々にシカの食害除けの為の金網が巻いてあるのは、ごく普通の景色・・・なのですが・・・

今回初めて、１７２０円を払って、春日山ドライブウェイを走り抜けてきました。その途中に見たのは・・・

ビニルをぐるぐる巻きにされた木々。

カシナガキクイムシが運んでくるナラ菌によって起こるナラ枯れ病への対策として、虫に取り付かれないようにビニルの包帯を巻いているとのことです。近辺の木々の足元には立ち枯れて切り倒された木々があちこちに積んでありました。

大変な労力と費用をかけて取り組まれています。なんとか持ち直しますように祈るばかりです。

途中で「東大寺のビューポイント」の案内で車を止めて撮ったのがこの写真。

東大寺の向こうの奈良の町並み。その向こうに金剛山、葛城山、二上山が見え、さらにその向こうにうすく青い山並みが・・・大阪平野の向こうの山？・・・看板どうりの素晴らしい景色でした。

ドライブウェイの途中の駐車場に車を止め、若草山の山頂まで歩いてきました。

若草山の山頂から見る景色も素敵でした。

前回来たときには、ここにも鹿がいっぱいでしたが、一頭も見かけませんでした。

しかし、ここの名物フンコロガシは、糞と一緒にたくさんいました。

オオセンチコがネ。奈良ではルリセンチコガネという通称名までもらっている甲虫です。

「糞を転がしてる虫やで」と言ったのですが、娘は手に乗せて撮ってしまいました。

街中では歩いていて糞を踏んだりすると悲鳴ものですが、ここでは、平気で糞だらけの草の上を歩くことが出来ます。

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