2011年4月26日火曜日

早春の東吉野村 フサザクラ、アブラチャン、ハシリドコロ、アケビなど

去年より1月遅れで、やっと、東吉野の山に上がってきました。上がっていく道々の雑木林は確実に春でしたが、高度1000メートルを超える辺りには、まだ雪が残り、気温も7度。まだまだ春は遠そうでした。

ゴヨウアケビ(雄花と雌花)・・・近所なら例年4月初めには咲き終わってしまうのですが。

ハシリドコロ・・・これも、去年は4月初めに山を歩いていて見かけました。

 ヤマブキ

 駐車場から見た薊岳(上ったわけではありません。私たちが行ったのはこの駐車場まで。もちろん車で。)
1000メートル辺りの雑木林は芽吹く気配もなく、雪も残って完全にまだ冬。

下っていく道々、一番たくさん見かけたのがフサザクラ。この時期でないと、あることにさえ気づきません。

これはたぶんアブラチャン。ダンコウバイと見分けるのに毎年迷います。

マンサクも咲いていました。春を一番早く告げる花なのに、今頃咲いてています

バッコヤナギ(名前は調べて分りました)。大木で、薄黄色の花を枝一面に広げてとっても綺麗でした。山全体で一番たくさん、よく目立っていました。
今日出会った鳥は、カケス、カワガラス。
目的で出かけた鳥たちには会えず、心少し萎えながら帰途につきました。

が、山から下りて里山の道を走っていたとき、目の前の田んぼの中に、なんとオシドリのペア。
しかし、残念。車を路端に止めて後続の車をやり過ごしている間に、気づかれて飛び立たれてしまいました。
オシドリは出来るだけ人目につかないように、人の動きからはなれて過ごしているものと思っていました。
田植えの準備をし、田起こしをして水を張った田んぼ、しかも、すぐ横の道路を車が結構行き来しているような場所で出会ったのが大感激でした。

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6 件のコメント:

  1. フサザクラって変わった花ですね。桜の仲間なんでしょうか?
    高い山はまだまだ冬なんですね。雪も残っているなんてビックリです。
    オシドリが田んぼに居るのを見れたなんてスゴイですね。生き物番組で繁殖中のオシドリが田んぼに居るのを放送していました。

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  2. オシドリはもうすぐ旅立つのでしょうか。
    池とか水辺でなく田んぼでってびっくりですね。
    水の入った田は小さい生き物も動き出したでしょうし
    オシドリ達は北帰行の栄養を摂取していたのかな。

    フサザクラ、面白いし可愛い花ですね。
    かなり原始的でありながら魅力的な、と思いますv
    今年はこれとエノキの花が見れて嬉しいですが
    カツラもまた見てみたい花の1つです。

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  3. ゆきりんさんへ
    フサザクラは、「フサザクラ科はヒマラヤ、中国、日本に1属2種しかなく、類縁の不明な特殊な植物である。」と説明されています。
    花弁も萼もなくて、赤く垂れ下がっているのはおしべ、という変わった花です。
    山中の沢沿いにず〜っとならんでたくさん生えていました。

    えっ? オシドリが田んぼで繁殖?
    日本で、ということですよね。
    もしかして子育てが始まる?

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  4. snowrun29さんへ
    旅立ちの途中に田んぼに立ち寄ったと私は思ったのですが・・・。
    そうですね。水を張った田んぼでは小さい生き物たちが動き出して、ごちそういっぱいなんでしょうね。
    snowrun29さんのブログで拝見したばかりだったので、気づいた時はとても嬉しかったです。
    エノキの花ですか。
    オオムラサキの飼育に使っているエノキでは花を確認したことはありません。
    よほど大木にならないと花をつけないのでしょうか。
    カツラは、秋の紅葉期に香りが漂ってくる時しか感心を持たないので、花のことは考えたこともありませんでした。

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  5. おおむらさき57さん、こんばんは。
    ゴヨウアケビ、綺麗な花なんですね~
    秋には実がなり、食べられるのかな?
    それから、オシドリ、思わぬ所で出逢いましたね~
    移動の番かもしれませんね~ラッキーでしたね!

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  6. ロビンさんへ
    普通のアケビよりこちらの方が花は可愛いですね。
    普通のより少し小さいですが、ちゃんと食べられる実がなります。
    オシドリに田んぼで会うとは思いもしませんでした。
    ゆきりんさんのコメントで、ひょっとすると子育ても?など思ったりしているのですが。
    ・・・やっぱり移動の途中ですよね。

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