2011年1月27日木曜日

寒風の中熊野古道を歩く③ JRの券売機は間違っています

今季一番寒い日となり、寒風吹く中ではありましたが、日射しのぬくもりに守られながら、やく12キロを約21000歩で歩いてきました。
大阪環状線、阪和線、紀勢線と乗り継ぎ、今回は紀伊内原駅から歩きました。
このコースは山道がなく、集落をつないで続く平坦な道を歩き、4つの王子を巡りました。
最後は、営業距離が2.7kmと日本有数の超ミニ鉄道を、始発の西御坊駅から紀勢線の御坊駅まで乗りました。この紀州鉄道には、最近テレビで取り上げられるようになった「学問」という駅がありました。
道分け地蔵
P1260011.JPG
善童子王子P1260012.JPG
歌舞伎の「娘道成寺」で有名な清姫の墓の場所を知らせる石碑。P1260017.JPGP1260018.JPG

道成寺 安珍清姫の話が有名ですが、文武天皇妃藤原宮子の発願で建てられた「宮子姫」伝説のお寺でもあります。
しかし、2代目の鐘を京都に持ち帰ったのが、後に兵庫県出石藩の大名となる仙石氏の、中興の祖といわれる仙石秀久だったというのが、私にとって一番印象に残る話となりました。私のふるさとにつながる話を、ここで聞くとは思いませんでした。P1260021.JPG
石敢當 T字路などの突き当たりになっている家の塀などに残っていいます。中国の勇士の名前を彫り込んで魔除けにしたものだそうです。
P1260026.JPGP1260028.JPG
九品寺の入り口にあった建物。瓦がとっても立派でした。P1260029.JPG
今回もいっぱい立ち寄り、お話もたくさん聞かせていただいたのですが、たくさんすぎて書ききれません。
最後に、紀州鉄道の西御坊駅。P1260032.JPG
P1260034.JPG
レールの上をバスが走っているかのようでした。
御坊駅で乗り換え、紀勢線、阪和線、環状線で鶴橋まで乗り継いでいくのですが、いつも電車賃にトラブルが起こります。
御坊駅から鶴橋までは1890円と御坊駅の運賃表には書いてあります。ところが、券売機に1890円を入れると天王寺までという切符が出てきます。すると、鶴橋駅で改札を出ようとすると天王寺から鶴橋までの120円を要求されるのです。
しかし、私が切符を買った券売機は、最高1830円までしか販売されず、取りあえず買っておいて、電車の中で回ってきた車掌さんに運賃を清算してもらいました。車掌さんは、鶴橋駅までの不足分60円だけを請求されました。
私は料金通りの支払いでよかったのですが、きちんと鶴橋までのつもりで買った人は120円を損されて、気の毒でした。
この券売機の不備、何とかならないものでしょうか。
P1260036.JPG
にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿