2回目の熊野古道は、湯浅駅からタクシーで前回歩き終わった「河瀬王子」まで行き、そこでストレッチをしてから歩き始めました。海抜354mの鹿ヶ瀬峠を越えて、紀伊内原駅まで、約12km。一番の歩き所は、熊野古道で現存する最長503mの石畳道でした。
途中には、6つの王子跡があり、長い年月の間、巡礼者を見守り続けたお地蔵様など石造物や大木などもたくさんあります。その一つ一つに言い伝えられている話を聞きながら、心地よい汗をかいてきました。
お地蔵様の中で一番印象に残ったのが馬頭観音地蔵。三面の顔の上に馬の顔を頂き、手が八本あります。元々は後ろの石段の上に乗っていたのが、木の根が大きくなって石の台を抱え込んでしまい落ちてしまったということです。
石畳の道を歩き終えた頃に現れた黒竹の林。山道を抜ける原谷の集落までずっと道沿いに続いていました。日高町の産業として、加工された黒竹が全国に出荷されています。集落の中の道沿いの家の軒下に、切り出された竹がたくさん並んでいました。加工工場も見学させてもらいました。
途中で見かけた花など
コシロノセンダングサ
サネカズラ
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